bird's eye 〜グローバル視点を持つためのコラム〜

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2011-12-27 11:25:00

グローバル教育研究所の設立
〜日本のDNAを持つグローバル人材育成をめざす
シンクタンク&アクション

帰国直後の4年前に比べて、少なくとも大企業でのグローバル人材育成の重要性は急速に理解され、昨年あたりから行動に移されるようになってきました。

私も組織的な企業内研修の要請を次々に受け、体当たりでグローバル人材の育成に尽くしています。

しかしまだグローバル化の意義も方向性も、明確に理解されていません。

グローバル化の真の意味や重要性を日本人にとって最大の効果がある方法で、地方に、中小企業に、学校にと広げていくいは、インテリジェンスの構築を基に提言を行うシンクタンクとアクションを核にした運動体がどうしても必要です。

そんな熱い思いが高まって、企業界や教育界の人たちに呼びかけ、1年が経ちました。



エコ教育一辺倒より、グローバル時代を生き抜く総合人格教育を!


帰国した当時、日本では“地球温暖化はCO2が原因”だと信じる人たちばかりでした。

子どもの教育でもエコばかりに力を注ぎ、企業や自治体もエコは大切だとNPOに大いに寄付をする状況でした。

これをみて私は「偏っている、これではいけない」と心を痛めたのです。

世界が資本主義から知識産業の時代に大転換した今、日本の子どもに急遽必要なのは“グローバル時代を生き抜く総合人格教育”であるはずなのに、環境問題だけが異常なほどまでにクローズアップされていました。

貴重な放課後の時間がCO2削減に向けた訓練に使われ、家の中の電気を消して回ったり、節水に目くじらたてるだけの“小さな心”の子供が育ってしまってはたいへんだと懸念したのです。

米国時代から、“地球温暖化CO2原因説”の元データに改ざんがあったという噂は広がっていました。日本政府は独自に調査をして態度を決めるべきだと思ったのですが、実際には、国連がデータの不備を正式に認めた2009年に、当時の首相は国連でCO2の25%削減を世界に約束してしまいました。
私が子どもの時代には、日本民族は優秀で、中国人・韓国人蔑視の教育を受けました。

この教育から自由になり、地球上に住むすべての人たちを対等に平等に見るようになるまでに何十年もかかっています。
教育方針を策定する大人たちは、もっと世界全体としっかり向き合って、日本の将来を見据え、責任ある選択をすべきです。



グローバル教育研究所の仕事


企業のトップもCSR担当者も、「何年実績があるNPOでなければいけない」とか「自社の業種に限る」とか壁ばかり作らないで、日本の教育の根幹に関わる重要な仕事を見極めて、積極的に支援していただきたいと思います。

学校教育の責任者の方には、80年代の自国中心の“国際理解教育”では真のグローバル化ができないと、理解していただきたい。

本物のグローバル人材、日本的価値を核にして地球規模の発想をし、その目で日本を見直し、山積みしている問題を解決していける人、世界市場でのフェアなルール作りに参画できる人、島国の中だけでお役に立つのではなく、70億の“地球家族”のお役に立てる人材を育てていくことこそ、日本人全員が大きなひとつの心を持って後押しする必要があるのです。
www.i-ge.jpをご覧ください)



全国に勉強会ネットワークを!


2012年にはグローバル教育研究所設立を記念して、21世紀世代の課題:グローバル社会と日本の使命」と題して、一連の講演会を開催します。

第一回は2012年2月9日(木)14時〜17時放送大学客員教授(グローバル教育研究所アドバイザー)飯田汎氏による講演「岐路に立つ日本の行方:目覚めよう。このままでは危ない。不作為の日本」です。
場所はグローバル教育研究所広尾会議室。飯田氏のスケールの大きい時間、空間軸を背景に日本人のこころ、ぶれない“J-マインド”を確立するのにまたとない機会です。申し込みは、www.i-ge.jpを通してどうぞ。


これを地方に持っていきたい方、地方にグローバル教育の勉強会事務所を設置してコラボを希望する方、大歓迎です!
ご興味のある方は、Info@i-ge.jpにご連絡をお願いします。


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